こんにちは。
税理士の関口です。町田市つくし野で会計事務所を経営しています。
経営者の仕事は、事業の長期的に存続させることです。
長期的な視点を持ち、将来の状況を考え事業を運営していくことが重要です。
が、事業のおかれている状況によって、経営者がやらなければならない仕事は変わります。
起業したばかりの企業の経営者は、利益が出るように自分も業務をしっかりやらなければいけません。
事業が赤字の段階で、将来のことを考える時間を確保することも重要ですが、最優先事項は、事業を黒字化することです。事業を長期的に存続させることが目的ですから、赤字の場合には、自ら作業を行い、黒字にすることです。
どんなに素晴らしい将来を思い描いていても、赤字続きであれば、将来にたどり着く前に倒産してしまいます。
つまり、赤字の時には、まず、黒字にするための仕事が最も重要な仕事になります。
そして、一生懸命働き、継続的に利益を出せる状態になった時に、経営者が業務に集中して目先の利益を追いかけ、将来のことを全く考えていないのも、また問題です。
事業が継続的に利益を出せる状態になったら、経営者は、事業をさらに発展させるため、立ち止まって考える必要があります。
自分ひとりで仕事をしていくのか?それともスタッフを雇って組織化するか?
自分ひとりで仕事をしていくのであれば、極限までP(販売単価)を上げる努力をしましょう。
組織化するのであれば、業務はスタッフに任せて、自分は新事業を模索することや組織の運営などを考える必要が出てきます。
私は、事業を存続させるため組織化することを選択しました。
そのためには、なるべく手をかけないで見込み客を集めたり、スタッフの教育などに力を使う必要があります。
私自身は、少しずつ業務を手放しています。
現在、多くの見込客を集めるための、新しい取り組みをはじめました。
今までは、メニューが顧問契約しかありませんでした。
顧問契約となると、月次の処理からしっかりと関口会計が全て確認し、誤りのない申告書の作成を目指すことになりますので、最低でも年間50万円の報酬が必要になります。
それに加えて、個人事業向けに、報酬は年間10万円弱の金額で、クラウド会計を活用し、帳簿の入力を省力化し、すぐに事業の現状を把握できる状態にして、確定申告書の作成のサポートをする事業を行います。
雇用を維持発展させていくために、多くの見込客を集め、事業を長期的に存続させていこうと思っています。