こんにちは。
税理士の関口です。町田市つくし野で会計事務所を経営しています。
皆様の会社に、理念はありますか?
関口会計事務所には、企業理念があります。
「顧問先企業に対して、正しい申告を提供すること」
「顧問先企業の経営者に対して、真に役に立つこと」
企業理念?
経営理念は知っているけど…?
という方もいらっしゃると思うので、企業理念と経営理念の違いをお伝えします。
経営理念とは、その経営者が何を最も大切にして経営するかを決めています。経営理念は、経営理念は経営者が変わったら、変わる可能性のあるものです。
一方、企業理念とは、事業の創業者が決めるもので、その企業が守るべきものです。
企業理念は、経営者が変わっても、その企業がなくならない限り変わらないものです。
中小企業で働いている人が少ない会社だと、理念なんか必要ないと考える経営者もいらっしゃることでしょう。
しかし、理念はスタッフの人数に関係なく重要なものです。
理念を作り、その理念をスタッフ間で共有することで、スタッフの力を同じ方向にすることができます。
関口会計でも、企業理念を決めて、スタッフに伝えたことにより、スタッフが何か判断する時に、以前に比べ、自信を持って判断できるようになっていると感じています。
スタッフの力の方向が合うことよりも、大切なことがあります。それは、経営者の意思決定がぶれなくなることです。
設立したての会社など、働いている人が社長さんだけの場合に、理念を作りましょうと言っても、ほとんどの経営者は、「一人だからいいよ」と言います。
しかし、経営者一人だからこそ、理念をよく考えて、紙に書いておくべきです。
経営者は、何をやっても怒られることがないため、理念を決めていないと、会社の基準がブレあれもこれもやってしまい、結局忙しくなっただけということになりかねません。
やるべきこと、やらないことをしっかりと決めるという意味でも、理念はとても重要な要素です。
会社の成長を目指すのであれば、しっかりとした軸を持ちましょう。