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2016年09月15日(木)

2016年6月1日発行。288ページ

著者の中島聡氏は、元マイクロソフトのプログラマーで、「ドラッグ＆ドロップ」や「ダブルクリック」などを現在の形にした方です。

Windows95の開発についての話なども書かれており、パソコンに興味のある方はその点でも楽しめる一冊だと思います。

私はとくにパソコンには興味はなく、本の題名「なぜ仕事は終わらないのか」ここに惹かれこの本を手に取りました。

常日頃からまさにこの本の題名の悩みを抱き続けていたので、ドンズバな一冊。一気に読み終えました。

とても読みやすい文章で、288ページあるのですが早い方なら２～３時間くらいで読んでしまうのではないかと思います。

内容は、細かな仕事術という内容ではなく、仕事に対してどの様にとりくんでいくのかという事を中心に書かれています。

著者はプログラマーという仕事であり、1つのプロジェクトごとに取り組む仕事の進め方なので、多少自分にとってはマッチしない部分もありましたが、ヒントとなる事も多く書かれていました。

とくに午前中で1日の仕事の80%をかたずけるという姿勢は大きなヒントとなりました。

必ずしも午前中を自分で自由に管理できる時間とすることはできないのですが、集中する時間をいかに作り、効率を上げるか意識するきっかけとなります。

その他にもタスクリストの作り方などは真似しています。

残業をなくし、効率よく仕事をこなしていける様、努力していきたいと思います。（桜田）