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2016年08月02日(火)

こんにちは。

税理士の関口義宏です。町田市つくし野で、会計事務所を経営しています。

経営者の仕事は、事業の問題を解決です。

問題解決の第一歩は、問題点を明確にすることです。

では、問題点とは、なんでしょうか？

問題点とは、目標と現状の差額です。

例えば、8月の目標売上高が100万円のＡ会社がありました。

25日時点で90万円の売上高です(現状)。

問題点は、目標と現状の差額ですから、目標売上高から現状の売上高を引算します(100万円−90万円＝10万円)。

すると、Ａ社の8月25日時点の売上高の問題点が明確になります。

10万円が問題ということです。

問題点を明確にすることで、タダ売上が足りないと漠然と考えているよりも、より効果的な対策を考えることができます。

数字を明確にせず、「売上が足りない」時の対策を考えたら、100円売上アップも対策だし、100万円売上アップも対策です。

10万円の売上アップを狙っているのに100円しか上らなければ、必要な売上まで届きません。

また、10万円のアップで良いのに、100万円の売上アップを狙うのは、対策が大掛かりになりすぎる可能性があります。

問題点を明確にしておくことで、現状にあった目標を設定することができるようになります。

問題解決の第1歩は、問題点を明確にすること。(関口)