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2016年07月07日(木)

2014年1月30日発行。197ページ。

google、マッキンゼーやNTTドコモのiモード事業の立ち上げに携わった尾原さん。京都大学出身で、「ITビジネス」というわかるようなわからないような題材だったので、「難しいことが書いてあるのかな」と思って読み始めたところ、とてもわかりやすく説明してあった。

説明能力の高さは、参考になる。

「インターネットビジネスの正体は、世界を一つにしたマッチングビジネス」であると書かれてある。今まで私は、紙媒体の集客が中心でインターネットでの集客方法はやり方がよくわからず苦手意識があったが、この本を読み、原則が多少わかったので少し苦手意識はなくなり、少しずつ試行錯誤している状態である。

「クラウドソーシングが時間を細切れにし、働き方が大きく変わる」と記載があり、私自身も子育て中のお母さんたちに仕事を依頼しているので、このやり方は今後も拡大していくのだなぁと自信を深めた。

最近、私がインターネットをやるときに、とても面倒くさいし、時間がかかるなと考えていた部分が、その辺りの記載もあり、私のインターネットに関わる疑問にいろいろ答えが導き出されていた。

今後は、インターネットは、ますます生活の一部になっていくであろうから、基本を理解して上手に活用していくための教科書となった。（関口義宏）

【目次】

第1章 ITビジネスは何で稼いできたのか

第2章ネットが世界を細分化する

第3章ネットワークとコミュニケーション

第4章消費されるコミュニケーション

第5章 ITの目指すもの、向かう場所