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【本の紹介】殿、利息でござる

2017年05月04日(木)

2016年5月14日に公開された映画。松竹・東日本放送共同製作。
磯田道史著「穀田屋十三郎」を映画化。阿部サダヲ主演。
コメディーと思って見はじめたら、真面目な内容がコメディータッチに描かれていた。
笑いあり、ちょっとウルっとくることもあり、とても楽しめた。
 
江戸時代、仙台藩領内の宿場町の吉岡宿で起こった実話。
当時の仙台藩の宿場町には、宿場町間の物資の輸送を負担する義務が課されていた。それにより、吉岡宿では、困窮し夜逃げする者や破産するものが相次いだ。
そこで、酒屋の穀田屋十三郎が菅原屋篤平治に吉岡宿を救う方法を相談。菅原屋は、お上にお金を貸し、その利息で物資の輸送の費用を負担することを考え、仲間を募りお金を集めはじめる。
 
最初は、自分の儲けにならないようなお金を出すことをしぶる者や名誉欲のためにお金を出そうとするものなど色々な人がいる。
そんな中で、守銭奴と思われていた穀田屋十三郎の弟浅野屋甚内が協力を申し出る。
浅野屋であったが、実は世のためになるようなお金を使うために貯めていた。
それは、浅野屋甚内の父からの教えであった。
 
やっとの思いで貯めたお金をお上に差し出そうと提案するも一度は却下される。
その後も、難題がのしかかるが、みんなで力を合わせ、最後はみんなの思いがお上に伝わり、その後約60年にわたり、お上から利息もらうことが出来、吉岡宿の負担はだいぶ楽になった。
 
私が最も印象に残ったのは、浅野屋の対応です。
お店は、すでに倒産状態。家業であるお酒造りは、人が雇えずに出来ない状態にもかかわらず、家族はどうか吉岡宿のみんなのためにお金を出させてくれとお願いする。
通常は、自分自身の生活が成り立った上で、余った分はみんなのために使うことはできると思うが、浅野屋は、自分の生活を省みず、まず吉岡宿のみんなのためにお金を使うことを望んでいた。
もし私だったらと考えたら、自分の生活が出来なくなっても、みんなのためにお金を使うことは出来ない。
そんなすごいことを、実際にやっている人が世の中に居るというのはすごい!!
 
また、教育の大切さを感じた。自分の周りの人たちに対して、しっかり教育しておかないといざというときにみんなの協力を得ることができない。
 
まず、自分のできることを少しずつ実践していくことが重要であると勉強になった。

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