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2016年04月25日(月)
こんにちは。
税理士の関口義宏です。町田市つくし野で、会計事務所を経営しています。
試算表を理解する力は、経営者の必須能力の一つです。
「俺は、全然試算表を見ることができない」とドキッとした経営者の皆様、ご安心ください。
実は、ほとんどの経営者は試算表が理解できません。試算表の活用方法を教えてくれる先生がいないので、当然の結果です。
試算表には、たくさんの数字と漢字が並んでいるので、普通は理解できず、何を見ればよいかわかりません。
試算表を見るとき、2つのポイントがあります。
①利益が出ているか?
②現金預金は増えているか?
この2つを毎月確認して、推移を把握しておきましょう。
また、現金預金は、前月に比べ増えているか?減っているか?
増えているなら、なぜ増えているか?減ってるときはなぜ減っているか?原因をつかんでおきましょう。
試算表は、一般的に次の2つの表でできています。
①損益計算書
②貸借対照表
損益計算書とは『ある期間の、売上高から色々な経費を引いて、利益がいくらだった』を表にしています。損益計算書は、ほとんどの経営者が理解できます。
貸借対照表とは『一定時点に、現金預金はいくらだったか?売上代金未回収はいくらだったか?借金はいくらだったか?などをまとめて、会社の価値がいくらか?』を表にしています。貸借対照表は、ほとんどの経営者が理解できません。
突然ですが質問です。会社が倒産するときは、いつでしょうか?
支払いができなくなったとき、つまり現金預金が無くなった時です。
会社経営にとって、現金預金は非常に大切ですが、試算表上現金預金は、ほとんどの経営者がよくわからない貸借対照表に表示されています。ということは、会社の存亡にかかわる重要なポイントを、ほとんどの経営者はスルーしていることが多いのかもしれません。
ただ、預金残高は預金通帳でも確認できます。だから、貸借対照表なんて見なくても大丈夫と思いましたか?
預金残高は、通帳で見られるので、そこを常にチェックしておくことは大切です。しかし、貸借対照表が見られるようになると、現金預金の増減が確認しやすい。
貸借対照表は、「前月の残高」「当月の増減」「当月末の残高」の3つの数字が表示されています。
さらに、試算表を見慣れてくると、「売掛金の回収が遅いから、現金預金が減っているんだ」とか「ここのところ赤字続きだから、現金預金が減っているんだ」など、会社全体の傾向をつかめるようになります。
試算表では、①利益が出ているか?②現金預金の増減とその理由を確認しましょう。(関口義宏)
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