こんにちは。
税理士の関口です。町田市つくし野で会計事務所を経営しています。
関口会計では、経営計画書を作っています。
初めて作ってから、5年が経ちました。
経営計画書には、「年頭のあいさつ」「前期の結果と今年の目標数値」「企業理念」「各種方針」を掲載しています。
関口会計事務所で働くすべての人が幸せな生活が送れるようにという想いをこめて作成し、スタッフ全員が方針を守り仕事をすることにしています。
各種方針は、次のとおりです。
●お客様に関する方針
●環境整備に関する方針
●クレームに関する方針
●サービスに関する方針
●重点主義に関する方針
●月次及び決算に関する方針
●営業販売促進に関する方針
●内部体制に関する方針
●サンクスカードに関する方針
●人事評価に関する方針
●スタッフに関する方針
方針を紙に書いている最大の目的は、私がその場で好き勝手に判断した場合に、何の基準もないと、誰も文句が言えないけど、方針が明文化されていれば、方針に合っていないことは、私の判断が間違っているとスタッフが判断できる点です。
私は、本などをを読み、勉強したことをすぐにやってみたくなります。言っていることがコロコロ変わることもたまにあります。
何も基準がなければ、スタッフは経営者が指示したとおりに仕事をします。前と言っていることが全然違うと思っても、スタッフは、経営者に文句はいえないでしょう。「俺が決めたことだ」といわれたらそれまでです。
しかし、経営計画書に明文化していれば、そこに書かれていることを破ったら、スタッフは「経営計画書に書いてあることと違います」と言えますね。
経営者である私の判断がぶれない経営をするために作成しています。
また、スタッフがどんなふうに働いて欲しいかということを書いています。
ただ、目の前の仕事をやっていくのでは、やりがいが生まれにくいし、経営者の考え方も伝わらない。
やりがいを持って働ける職場作りを目標にしています。
経営計画書の方針は、毎朝、朝礼の時に一つ方針の読み合わせを行い、事務所内に浸透するように活動しています。
17年4月に入社してくれたスタッフは、「方針があると、働きやすくて良いですね」と言ってくれました。
毎年、バージョンアップをしていきながら、さらに良いものにして、関口会計のスタッフが働きやすい環境を作り、それにより、関口会計の成長の武器として磨いていきます。