お金がたまる会社を
目指しましょう！！
Blog
記事一覧
- 【本の紹介】女子高生社長、ファイナンスを学ぶ
- お金持ち企業を目指す
- 【本の紹介】人事屋が書いた経理の本
- 中小企業の経費節減は、正しい選択か？
- 役員報酬をいくらにすべきか？
- 2018年1月20日 はりねずみMGレポート
- 売上が大切⁉︎
- ”カネ”の重要性
- クラウド型会計ソフトを1年弱使ってみた感想
- 【本の紹介】理念経営のすすめ 田舞徳太郎著 コスモ教育出版
- 税理士が行う営業活動
- ＡＩ（人工知能）の発達
- ヒトの重要性
- 【本の紹介】Facebookを最強の営業ツールに変える本 坂本翔著 技術評論社
- 建設業の方必見!!その支払は、外注費？給料？
- 経営計画書の活用
- 第34回 はりねずみＭＧ
- 税務調査で、税務署員がよく見るポイント
- 保険を活用した税金対策？
- 【本の紹介】シリコンバレー式 最強の育て方 世古詞一著 かんき出版
- 会社の活用方法
- 資金調達の次の一手
- 会社を作った。さて、資金調達はどうする？
- 営業が苦手な私の営業の仕組み
- 【本の紹介】究極のグローバル節税 古橋隆之＋GTAC 幻冬舎
- 借入を頼みに、銀行を訪問しました。
- 業績ダウン･･･。そのときどうする？
- 借金がない会社は、経営しやすい？
- 借入金は、誰が申し込んでも大丈夫？
- 【本の紹介】捨てられる銀行 松本卓典著 講談社現代新書
- 会社とオーナー社長の怪しい関係
- 会社の目的は決まっていますか？
- 役員報酬は、どのように設定するのか？
- 会社の役割と機能
- 節税のメリット、デメリット
- 【本の紹介】かばん屋の相続 池井戸潤著 文春文庫
- 経営者に必要な3つの能力
- 利益の本当の意味
- 原価計算の問題点
- コンサルタントは率を見る。経営者は額を見ましょう。
- 【本の紹介】陰陽の経営 田須美弘著 ブイツーショリューション
- 経営計画書
- 経費節減
- 業種の形
- 決算書の見方
- 決算書がわからないとダメなの？
- 【本の紹介】自分の頭で考えて動く部下の育て方 篠原信著 文響社
- その節税に価値はある？
- 節税の本質
- 節税の基本
- 決算書の活用
- 【本の紹介】殿、利息でござる
- 税務調査の実態
- クラウド会計の活用
- 経営者は、何をする？
- 【本の紹介】できる社員は「やり過ごす」高橋伸夫著 日経ビジネス人文庫
- 日次決算
- 専門性を高めるか？人を雇って組織化するか？
- 企業理念
- 損益計算書 原価計算の問題点
- 損益計算書の5つの利益は、見る必要がありません。
- 【本の紹介】「できる経理マン」と「ダメ経理マン」の習慣 佐藤昭一著 明日香出版社
- 消費税を考える②
- 消費税を考える①
- トポスと東急ハンズ
- 管理はシンプルに
- 【本の紹介】走らないトヨタ ネッツ南国の組織エスノグラフィー 田中研之輔・山崎正枝著 法律文化社
- 原価って、変動するの？②（製造業・建設業編）
- 小切手と手形の違い
- 国民の三大義務
- 手形の功罪
- 【本の紹介】10年つかえるSEOの基本 土居健太郎著 技術評論社
- 借入金の活用
- 退職金準備のための保険活用
- 決算書活用のポイント
- 原価って、変動するの？（商業編）
- 経営は、損益分岐点比率
- 【本の紹介】経済ってそういうことだったのか会議 佐藤雅彦、竹中平蔵 日本経済新聞出版社
- 「経費を下げろ!!」は、正しいか？
- 【本の紹介】やる気のスイッチ 実践セミナー 山﨑拓巳著 サンクチュアリ出版
- 決算書は、なぜ1年単位なの？
- 第028回 はりねずみＭＧ
- 経営を科学する。
- 社長さんは、下げるのが好き パート３
- 第027回 はりねずみMG
- 【本の紹介】あれか、これか 野口真人著 ダイヤモンド社
- 社長さんは、下げるのが好き パート2
- 社長さんは、下げるのが好き
- 【本の紹介】頭がいい人の仕事が速くなる技術 三木雄信著 すばる舎リンケージ
- PQ（売上高）か？MQ（付加価値額）か？
- はりねずみMGとは・・・
- 続・会計の歴史
- 【本の紹介】＜新装版＞逆転の発想 糸川英夫著 プレジデント社
- 会計の歴史
- 決算書の本当の役割
- 【本の紹介】仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか？ 木部智之著 KADOKAWA中経出版
- 売上高で考える社長は、ダメ社長？
- 【本の紹介】なぜあなたの仕事はおわらないのか 中島聡著 文響社
- 経営計画は、どうやってつくるの？
- 経営計画の必要性
- 【本の紹介】逆境経営 桜井博志著 ダイヤモンド社
- 値引きの恐怖番外編 「値上げへの挑戦」
- 値引きの恐怖②
- 節税は、本当にお得なのか？
- 値引きの恐怖
- 【本の紹介】無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい 松井忠三著 角川出版
- 社長は、問題点を明確に!!
- 決算書の見方
- 【本の紹介】結果を出せる人になる！「すぐやる脳」のつくり方 茂木健一郎著 学研
- 経理マンは割合が好き
- 損益計算書は、原因を表す。
- 【本の紹介】ITビジネスの原理 尾原和啓著 NHK出版
- 第026回 はりねずみMG
- 貸借対照表は、結果を表す!?
- 損益計算書には足りないものがある!!
- MQ会計
- 【本の紹介 】愛に生きる 鈴木鎮一 講談社現代新書
- 決算書の基礎
- 原価計算③ DC（直接原価計算）
- 【本の紹介】ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記 鳥羽博道著 日経ビジネス人文庫
- 原価計算② ＦＣ(全部原価計算)
- 原価計算① 原価計算の基礎
- 【本の紹介】 経済で読み解く明治維新 上念司著 KKベストセラーズ
- 貸借対照表 表示順の謎
- 経営者の貸借対照表の見方
- 【本の紹介】海賊と呼ばれた男 百田尚樹著 講談社文庫
- 経営者は、損益計算書で何を見る？
- 経営者は、会社の数字を理解しよう!!
お金がたまる会社を目指しましょう！！
Blog
節税の基本
2017年05月16日(火)
こんにちは。
税理士の関口です。町田市つくし野で会計事務所を経営しています。
皆さんは、節税と聞くとどんなイメージを持ちますか？
・節税しないとたくさん税金が取られて損だ。
・手元のお金がなくなってしまう。
・とにかく税金を払いたくないから節税する。 など
節税に対して、人それぞれイメージがあります。
しかし、税金となると普段冷静に判断できる人でも、感情が先走り、冷静に考られなくなる方が多いです。
先日、うちのスタッフに次のような質問をしました。
「もし、自分が経営者で利益がたくさん出た場合、税金をそのまま払う？」
スタッフの答えは「節税をして、ちょっとだけ税金を払う」でした。
ほとんどの人は「納税＝現金減少」のイメージがあり、「節税＝現金増加」と考える人が多いと感じます。
本当でしょうか？
節税は、基本的には法人税と所得税の対策です。
消費税は、預かりの税金なので、節税という考え方はあまり馴染みません。
法人税等は、簡単にいうと、収入から経費を引き算して利益を出します。
その利益に対して、税率を掛け算して計算します。
税金が減るのは、収入ダウンした場合や経費アップした場合です。
では、税金対策を考えてみましょう。
税金を減らすためには、利益を減らすことが必要でした。利益を減らすには、収入を減らすか、経費を増やすです。
収入面を考えてみましょう。
収入に手を加えて、税金を調整するのは、かなりハードルが高いです。
もし、税務署に見つかると、重加算税と言って罰金を多く取られる可能性が高くなります。
収入に手をつけるのは、得策ではありません。
続いて、経費面を考えます。
必要経費とは、収入を得るために支払った費用です。
だから、個人的な支払いは経費になりません。個人的な経費を計上しようとするのは、節税ではなく脱税です。
節税する前に、よく考えなければならないことがあります。
それは、「節税は、何のためにやるのか？」です。
会社の手許の現預金を減らさないためでしょう。
しかし、税金と聞くと手段と目的が入れ替わってしまっている方がいます。
税金さえ少なくなればよいと考えてしまいがちです。
100万円利益が出ていたとしましょう。
今の中小企業の法人税の実効税率は、約30％です。
節税をせずに、そのまま税金を支払う場合、100万円利益が出ていたら30万円税金を支払い、70万円手元に残ります。
節税策として、利益100万円に対して50万円経費を増やしたらどうなるか考えましょう。
100万円−50万円＝50万円
経費が、50万円増えたので利益は50万円になります。
50万円に対して、30％税金がかかります。
50万円×30％＝15万円
節税した甲斐があって、15万円と税額は半減しました。
では、手元に残るお金はどうなったでしょうか？
100万円ー50万円ー15万円＝35万円
手元に残るお金は、70万円→35万円と半減しました。
まとめると、
節税しない場合、税額は30万円。手許のお金は70万円。
節税した場合、税額は15万円。手許のお金は35万円。
目先のことに流されずに、目的をしっかりと認識しておく必要があります。
